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天井裏から「カリカリ」「トトト」という音がする。台所の隅に黒い小さなフンが落ちている。
ネズミかもしれないと思ったとき、まず気になるのは「業者に頼むといくらかかるのか」ですよね。
この記事では、ネズミ駆除の費用の目安と内訳、自分で対策する場合との違い、費用を安く抑えるコツをまとめました。
金額は、駆除業者の見積もりサイトや掲載料金から2026年10月時点で調べた数字です。書いているのは、マンション管理の仕事で住む人と業者の間に立ってきた運営者です。
この記事でわかること
- ネズミ駆除の費用の目安(面積別)
- 見積もりに入る料金の内訳
- 自分で対策する場合の費用と限界
- 業者選びで失敗しないポイントと、費用を安く抑える5つのコツ
ネズミ駆除の費用の目安

結論から言うと、一戸建ての駆除は2万5千〜6万円ほどが一つの目安です。再発を防ぐ工事や家全体の清掃まで頼むと、8万〜10万円ほどになることもあります。
業者の見積もりサイトに出ている、面積別の目安は次のとおりです。
| 駆除する面積 | 料金の目安 |
|---|---|
| 〜30㎡ | 約25,600円 |
| 30〜50㎡ | 約31,200〜39,000円 |
| 50〜70㎡ | 約36,000〜45,000円 |
| 70〜100㎡ | 約41,600〜52,000円 |
| 100〜150㎡ | 約49,600〜62,000円 |
出どころ:見積もりサイト「ミツモア」のネズミ駆除の料金ページ(直近2年間の見積もり料金から算出された目安、2026年10月27日時点。地域や業者で変わります)。
ほかの目安も紹介します。
- 予約サイト「くらしのマーケット」:延床面積60㎡の相場を3万〜5万円としています。掲載店の表示料金は5,000円から165,000円までと、業者で大きな差があります。
- 再発防止まで含めた場合:60㎡以上の家で初期対応が3万〜5万円、構造の修繕や家全体の清掃・消毒を加えると合計8万〜10万円ほど、とする生活情報サイトの解説もあります。
マンションの共用部分や飲食店などの店舗は、面積の数え方や作業の範囲が住宅と違います。上の表はそのまま当てはまらないので、現地調査を受けて見積もりを取りましょう。
見積もりに入る料金の内訳

見積もりは、いくつかの作業の合計です。何が含まれているかで、総額が大きく変わります。
| 作業 | 中身 | 確認したいこと |
|---|---|---|
| 現地調査・見積もり | 被害の場所や侵入口を調べる | 無料の業者が多いが、有料のところもある |
| 駆除作業 | 粘着シートや毒餌、捕獲器を置いてネズミを減らす | 1回で終わるか、何回か来るか |
| 侵入口の封鎖 | 金網やパテですき間をふさぐ | 基本料金に入っているか、別料金ならふさぐ場所はいくつか |
| 清掃・消毒 | フンや尿を取り除き、消毒する | 基本料金に入っているか |
| 保証・アフターフォロー | 再発したときの無料対応 | 保証の期間と条件 |
基本料金が安く見えても、侵入口の封鎖や清掃が別料金のことがあります。「総額でいくらか」を必ず確かめてください。
費用が変わる4つの要因

同じ広さの家でも、費用は次の4つで変わります。
- 被害の広さ:天井裏だけか、床下や壁の中まで広がっているか
- 建物のつくりと古さ:すき間が多い古い家ほど、ふさぐ場所が増える
- ネズミの種類:警戒心の強いクマネズミは、駆除に時間がかかりやすい
- 保証の内容:保証期間が長いほど、料金に反映されることが多い
自分で対策する場合の費用と限界

市販の道具を使えば、業者に頼むよりずっと安く済みます。
| 道具 | 使い方 |
|---|---|
| 粘着シート | 通り道に置いて捕まえる |
| 毒餌(殺鼠剤) | 食べさせて駆除する |
| 忌避剤(スプレー・くん煙剤) | においで寄せつけない |
| 捕獲かご | 生きたまま捕まえる |
ただし、自分での対策には限界があります。
- 巣や侵入口がわからないと、また入ってくる
- 毒餌で駆除したネズミが、天井裏や壁の中で死ぬとにおいが出る
- フンや死がいの片づけで、病原菌やダニに触れるおそれがある
「1〜2匹を見かけた程度」なら自分で試し、音やフンが続くなら業者に相談する、と分けて考えると判断しやすくなります。
ネズミの種類で変わること

家に出るネズミは、主に3種類です。種類によって、出る場所や駆除の難しさが違います。
| 種類 | よく出る場所 | 特徴 |
|---|---|---|
| クマネズミ | 天井裏・壁の中・高い場所 | 登るのが得意で警戒心が強い。都市部のビルにも多い |
| ドブネズミ | 床下・下水・台所まわり | 体が大きく、湿った場所を好む |
| ハツカネズミ | 物置・倉庫・畑のまわり | 体が小さく、すき間から入りやすい |
天井裏から音がする場合は、クマネズミのことが多いと言われます。音の場所は、業者に伝える大事な手がかりです。
放っておくとどうなるか

ネズミは繁殖が早く、放っておくほど被害も費用も大きくなります。
- 健康への影響:フンや尿、体についたダニが、病気やアレルギーの原因になることがある
- 家への被害:断熱材を荒らしたり、電気のコードをかじったりする。かじられた配線が火事の原因になるおそれもある
- お金の負担:駆除する範囲が広がるほど、封鎖や清掃の費用が増える
音やフンに気づいたら、早めに動くのがいちばんの節約です。
業者選びで失敗しない5つのポイント

- 2〜3社から見積もりを取る:同じ家でも業者で差が出ます
- 現地調査と見積もりが無料か確かめる
- 作業の中身が書かれているか見る:封鎖・清掃・消毒が含まれるか
- 保証の期間と条件を確かめる:再発したら無料で来てくれるか
- 口コミや実績を見る
次のような業者には注意してください。
- 現地を見ずに「今日中なら安くする」と契約を急がせる
- 見積書に「一式」としか書いていない
- 作業後に、説明のなかった追加料金を請求する
選び方は害獣駆除業者を選ぶときに確認すべき5つのポイントでもくわしく紹介しています。
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費用を安く抑える5つのコツ

- 相見積もりを取る:比べるだけで、同じ作業の相場がわかります
- 早めに頼む:被害が広がる前なら、作業も費用も少なく済みます
- 保証込みで比べる:安い業者で再発し、もう一度払うのがいちばん高くつきます
- 火災保険を確かめる:駆除費用そのものは対象外のことが多いですが、かじられた配線が原因の火事など、ケースによって補償される場合があります。契約内容を保険会社に確認しましょう(火災保険は害獣被害をカバーしているのか)
- 賃貸なら先に管理会社へ:賃貸住宅では、大家さんや管理会社が費用を負担する場合があります(賃貸マンションで害獣被害が発生した際の対応フロー)
まとめ:まずは無料の見積もりで、総額を知る

- 一戸建てのネズミ駆除は、2万5千〜6万円ほどが一つの目安(ミツモアの面積別の目安)
- 再発防止や家全体の清掃まで頼むと、8万〜10万円ほどになることもある
- 基本料金だけでなく、封鎖・清掃・保証を含めた総額で比べる
- 被害が広がる前に動くのが、いちばんの節約
正確な費用は、家の広さや被害の状況を見てもらわないとわかりません。まずは無料の現地調査と見積もりで、総額を確かめるところから始めてみてください。
参考にした情報(2026年10月27日に確認)
・ミツモア「ネズミ駆除の料金相場」(面積別の目安)
・くらしのマーケット「ネズミ駆除」(延床60㎡の相場、掲載店の料金)
・アシストオール「ネズミ駆除費用を徹底解説」(再発防止まで含めた費用)